精神医学

精神医学

精神医学」とは、心の病を癒す医学である。
精神医学という言葉は、ドイツの精神医学者JCライルが作ったものだ。他の医学とは違い、精神医学は、心を扱い、心の病を癒す。

 

その特徴は、身体医学都とは異なる「統合性。総合性」にある。
医学の中には、様々な病気を分類する(疾病論)、診断の基礎となる「症状論」病気の原因を解明する病因論など多くの分野が存在する

 

精神医学でもこれは同様である。だがこれは単なる学術的研究ではなく目的はあくまで患者の病気を癒し、症状を軽減させる治療,医療にあることを忘れてはならない。

 

心を扱う精神医学の対極にあるのが、内科などの身体医学と言えよう。
この身体医学は、身体という器についての科学である一方、精神医学は、身体器官を超えて、病める人間に対して行うものである。

 

その治療方法も自然科学、人間科学の諸々に渡って、非常に多様な点が特徴的であると言えそうだ。心の病の原因を探ぬるのは、多元的なアプローチが必要である。

 

このように全体性と多様性を統一した「統合性・結合性」を併せ持つものである。このように精神医学は、病気の治療だけでなくその予防や、精神的健康の増進という精神保健活動も重視されてきているのだ。
そして精神科患者という言葉にまつわる偏見が、一刻も早くなくなるよう期待したいものである。